YNSAについて

こんにちは、今回はYNSAについてのお話をさせて頂きます。

YNSA(Yamamoto New Scalp Acupuncture:山元式新頭鍼療法)
とは、宮崎県の山元敏勝医師が昭和43年頃より行い、昭和48年に
確立した頭鍼療法です。

 

主な適応症は、全ての痛み(頭・首・肩・腰・膝痛など)、神経症状(不眠・
めまい・耳鳴り・更年期障害など)や精神疾患などにおいて即効性があり
高い治療効果をあげています。

  

なかでもYNSAが特に優れているのは、中枢神経疾患における半身不随、
麻痺、言語障害などの治療においてです。

YNSAの技術が一般的になれば、現在リハビリ以外に治療法がない
脳神経疾患に対し、「第二のアプローチ」として、YNSAで可動域を広げて
から、リハビリを行うことで、改善効果は何倍にもなる可能性を秘めています。

 

YNSAは日本国内よりも、海外での普及が目覚ましく、2011年の時点で
世界中で一万人以上の医師がYNSAを実践しています。

ドイツとブラジルでは保険診療となっており、特にブラジルではYNSAの普及に
伴い、医療費が12%も削減されました。

その他、ハンガリーのブタペスト大学にYNSA研究所の設置。
オーストラリアのシドニー大学医学部の授業にYNSAが取り入れられています。

日本では2011年より日本人向けのセミナーが開催され、医師・歯科医師・
鍼灸師が参加し、国内でもようやく広がりを見せ始めています。

 

現代医学でも薬が効かず治療が困難な、神経因性疼痛にもYNSAは効果があります。

神経因性疼痛とは、痛みが持続することで神経が傷つき、傷が治っていても
持続性の焼け付くような痛みや、些細な刺激でも強い痛みを感じる痛覚過敏、
中枢神経の痛覚受容機構の中に変容が起こり、実際よりも強く痛みを持続的に
感じてしまうなど、神経自体の異常興奮が持続して、痛みそのものが病態の
主体となる状態を言います。

上記の症状や、痛み止めの効かない慢性の痛み、春先に悩まされる花粉症などで
お悩みでしたら、カウンセリングは無料で行っています。
まずはご相談下さい。

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